インドでの女子教育支援プロジェクト3

前回のお話の続きです。

この記事では、具体的な数字も交えてインドの教育の現状を紹介したいと思います。

インドでは7年前まで、初等教育であってもお金がかかり、義務ではなかったため、
教育を受けることができるのはごくわずかでした。

2009年の無償義務教育権法により、6-14歳のすべての子供たちを対象に初等教育(8年間)の義務化、
無償化を図りました。

India

Anishaの教育支援プロジェクト地のウッタル・プラデーシュ州では、公立校で参加型学習の手法を取り入れるなど、
教育の質の改善に向け積極的に施策を立ててきました。
2011年のインド国勢調査によると、ウッタルプラデーシュ州の人口 1億9,950万人の識字率は、10年間でかなり改善
されたことが伺えます。
2001年にウッタルプラデーシュ州の識字率は56.27%でしたが2011年には69.72%になり、
男性 67.30%⇒79.24%
女性 43.00%⇒59.26%

へと改善されつつあります。
小学校から高等小学校への進学率も2006年~2007年には62.75%だったのが2011年には 73.12%に上昇し、中途退学
率は、16.2%から11.89%にまで減少しました。

(グラフ参照 男性識字率、女性識字率それぞれ2001年、2011年データ)
ANISHATUNAGARU7
1教室における児童数も年々改善され、2007年には 1教室あたり56人だった児童数が、2012年には33人に改善されました。
一方で、ウッタルプラデーシュ州にある小学校のうち、女子用トイレを備えている学校は73%に留まっています。

トイレ不足や安全な飲料水を提供する給水設備の不足、自習や読書をするスペースや科学実験室の不足は、子どもに
やさしい学習環境にとって大きな障壁です。
特に思春期の女の子の通学意欲や学習意欲の減退を招きます。

月経期間の欠席をきっかけに中途退学に至ってしまう女の子が後を絶たたないようです。

School girls visiting Humayun's Tomb complex in Delhi, India

彼女たちが毎日晴れやかな気持ちで通学できるよう、Anishaは支援をします。

次回の記事は 2015年8月21日(金)と23日(日)にAnishaが開催する映画上映会の
ご案内です。
美しい映像で女の子たちの生活を描く、Anishaスタッフお勧めの必見!映画です。
お誘いあわせの上、是非おいでください☆
Girl Rising☆

関連記事

2015.12.23つながる思い
gazou
ラクノウ訪問レポート VOL.3
教育支援プロジェクト インド ラクノウ訪問 ラクノウ訪問レポート、いよいよ最終回です。 アミナコレクション 商品本部長上原と、インドオフィスのヴィジ…続きを読む
2015.12.20つながる思い
ラクノウ
ラクノウ訪問レポート VOL.2
教育支援プロジェクト インド ラクノウ訪問 ラクノウ訪問レポートの続きです。 このラクノウ訪問のハイライトは、<落成式>に参加することです。 …続きを読む
2015.12.18つながる思い
MINI1
ラクノウ訪問レポート VOL.1
教育支援プロジェクト インド ラクノウ訪問 こんにちは。すっかり冬の気候となりました。 横浜ではイチョウの葉がとてもきれいな黄色に色づき、ついつい見上げ…続きを読む